家計簿研究所

長~い人生の設計、それを管理するための家計簿について会社経営の考え方に基づき解説していきます

家計簿を続けるコツ

家計簿をつけ始めたものの、なかなか続かない。。
そんな方も、次のことを意識していただけば、少しは気持ちが楽になりませんか?

 

1.多少の誤差は気にしない!
    あくまでも将来の目標達成のために、「我が家の家計はどういう

    状態でどこが改善できそうか?」を把握するのが家計簿をつける

    目的ですので、家計の大きな流れとポイントが分かれば

    多少の誤差が出ても全く気にする必要はありません。

    家計簿をつけるということ自体が目的にならないように肩の力を

    抜いていきましょう!

 


2.まず「1週間分」の家計簿をつけてみて、そこで何かを感じてみましょう。
    家計簿の管理スパンは、一般的に収入(給与)のスパンで

    ある1ヶ月のため、家計簿をつけ始めた人は、無意識にまず1ヶ月の

    継続を目標にするのが自然な流れだと思います。

    しかし、いざ実際に家計簿をつけ始めてみると「1ヶ月ってこんなに

    長かったっけ。。」と感じてしまい、気づいたらやめてしまっていた

    という方が結構おられると思います。

 

    それではまず1週間ではどうでしょうか?

   

    多くの家庭では1週間に一度は食品などの買い物に出たりして、

    お金を使う機会があると思います。

    その支出について一度家計簿をつけてみましょう。

    そこで、いろいろ見えてくるものがあります。

 

    例えば。。
      ・1週間で食費を○円使ったから、1ヶ月(= 4週間として)では、

       4×○円くらいかかるかな?
      ・このままいくと「月」の予算をオーバーしそう?達成できそう?
      ・予算は達成は少し難しいかも。。そういえば今日買ったものは

       底値だったのかな?
      ・近所で底値で買うには、いつどこの店に買い物に行ったらいいのかな?

 

     上記の例はかなりどんぶり勘定かもしれませんが、

     それでも「1ヶ月間の支出」を「自分の肌」で感じてみることで、

     きっと次の行動へのきっかけとなる何かが見えてくるはずです。


3.できる限り省力化してしまう
   管理する対象を必要最小限におさえ、家計簿をつける時間と労力を

   おもいっきり省いてしまいましょう。

   当サイトを一読いただければきっといい方法が見つかると思います。


4.家計簿をつける楽しみを見つけましょう!

   家計簿は数字が中心で本来とっつきにくいものだと思います。
   その中で、目標を達成できて「ヤッター!」、

   支出をおさえることができて「ウッシッシ」といった、

   自分なりのちょっとした楽しみを見つけてみましょう。

 

   目標を達成できたら家族や自分にご褒美を、といったことも、

   家計簿をつけていればこそ、そのありがたさや喜びも

   味わえるものだと思います。
   
   少し難しい言い方をすればPDCAを回してこそ、

   自分なりのものさしが分かり、ものの良し悪しが分かるようになる

   ということが言えると思います。


5.家族のみんなで全員参加
    家計簿をつけるのがお母さんであっても、お父さんであっても

   一人で黙々と行うことほど辛いものはありません。

   半年や一年に一回は家族みんなで集まって家計簿を見てみることで、

   家族に一体感が出たりそこからコミュニケーションが生まれる

   きっかけになると思います。

    そういった機会や節目を設けることで、生活にメリハリができ、

   味わう喜びは倍に、悲しみは半分になるような気がしませんか??

 

   子供に対して、「子供はお金のことは気にしなくてもいいよ!」として 

   家計の話はしないのが一般的と思われています。家計簿そのものを

   見せる必要はないと思いますが、「お金はどこからか湧いてくる」と

   思わせることも良くないと思います。

 

   何か大きなものを買う時や旅行の出費があるとき、

   またいつも家計をやりくりしている様子は子供に必要部分は伝え、

   お金の大切さを理解させるための教育の一環にしてみても

   良いのではないでしょうか。